- 柔道着をもっているのですが、合気道でも使えますか?
- 大丈夫です。専用の合気道着はありますが、柔道、空手の道着でも問題ありません。
ただ、これから購入されるのであれば、合気道着をお勧めします。初心者用の道着であれば道場でも販売しておりますし、販売店もご紹介いたします。
- これといったスポーツ経験がないのですが、大丈夫でしょうか?
- まったく問題ありません。多少習得に時間がかかるかもしれませんが、あせらず何度も稽古を重ねれば、必ず満足が得られるようになります。人と競う「競技」ではなく、自らを心身ともに鍛えることが武道の根本です。ご心配なく稽古にいらしてください。
- 怪我の心配はないのでしょうか?
- 個人個人の習得状況をみて、細心の注意のもと稽古をすすめますが、そこは武道ですから、全く怪我がないとは言いきれません。ただこれまで、入院の必要があるような大怪我をされた方はおりませんし、最初は受身を徹底的にご指導いたしますので、過度の心配は無用です。 また当道場では、ストレッチやボディケアを積極的に取り入れることで、身体の故障を事前に防ぐ活動にも積極的に取り組んでおります。もちろん、それでも怪我をされた場合に備え、スポーツ障害保険にも加入しております。
- もう中年の域に達しているのですが、今からでも始められますか?
- もちろん、大丈夫です。最初はゆっくり身体をほぐすことから始め、じっくり時間をかけて稽古を進めてゆけば良いと思います。実際に50歳から始められ、最初は「でんぐり返し」もままならなかった方が、いまではしっかり受け身をとっているなどは、ごくごく当たり前のことです。技を受けているうちに四十肩が治ったなどというケースもありますし、八十歳を超えてなお現役の会員もいらっしゃいます。年齢を気にする必要は全くありません
- 仕事が忙しくて稽古の開始時間に間に合わないのですが?
- 「礼に始まり礼に終わる」のが武道の心ではありますが、形式にとらわれる必要はないと考えております。個人稽古が中心となりますから、稽古時間の途中からでも参加していただけますし、また終了前でも、ご都合があればそちらを優先し、退出いただいて構いません。ただ、少年部の稽古では「時間を守る」大切さを教えるためにも、厳しく指導することはありますが、それも訳あることであれば仕方なしという考えでおります。
- 稽古は男女別々ですか?
- いいえ。合気道は「武道」ですから、性別、体重別、年齢別などの考え方はありません。男性も女性も、老いも若きも一緒の稽古となります。女性の場合、最初は抵抗感があるかもしれませんが、どなたもすぐに慣れてしまわれるようです。どうしてもということであれば女性の指導員もおりますので、スケジュールを合わせて稽古されるのも良いかと思いますが、あまり気にされる必要はないと思います。
- 道着を置いておくことはできますか?
- はい。道場に設備がありますので、道着を置いておかれれば、会社帰りに稽古されることも可能です。男女別のロッカールームやシャワールームも完備しておりますので、朝稽古にでた後で汗を流して、そのまま出社される会員もいらっしゃいます。どうぞご活用ください。
- クリスチャンなのですが、宗教的な制約はありますか?
- 道場側には何もありません。道場への出入り、稽古の始まりと終わりには必ず「神前に礼」をしていただきますが、宗教心、信仰心を強要するものではありません。実際に海外からこられている会員はじめ、いろいろな宗教をお持ちの方がいらっしゃいますが、これまで問題となったことはございません。
- 子供が習いたいようなのですが、攻撃的な人間になったりしませんか?
- 合気道は「和の武道」ですから、その心配は御無用だと思います。むしろいかにして相手の動きと調和し、それを制するかが合気道の根本命題であり、少年部の指導にあたってもその心は同じです。「敵を倒す」試合がないのも良い事だと思います。稽古に際し「大きな声をだす」「背筋を伸ばしてきびきびと動く」など、厳しく指導することもありますが、それもまた決して意味のないことを強要するものではありません。ご心配であれば、どうぞ少年部の稽古を実際にご覧になってください。いつでも見学可能です。